「大変ですね・・・でも、どうやって注文かけるんですか?ネットとかですか?」
「ま、そんな感じだべ。“AY.nyat(えーわいどっとにゃっと)”っていう、幽霊や妖怪とか専用の通販サイトがあるんだべ。そこを通して注文かけてとるんよ。」



え?あの世もネット社会?なんか凄いこと聞いた気がした今。



「あと、禮漸もキセルに入れる葉っぱもこだわりがあるみたいで取り寄せてたな・・・。」

「そ、そうなんですか・・・あ、あの世もこの世もあまり変わらないんですね。」

「んだな。昔は、お店に伝書鳩飛ばして、それから取りに行ったりしたから大変だったべ。」



で・・・伝書鳩?なんか昔はもっとすごかったんだ・・・。


「とりあえず、これ火燐のところに持って行ってくるべ。食べたらお部屋にも戻っときなさい。」


「は~い。」




見てみたいな・・・そのサイト。