「痛い!痛いべや!」
「ふわふわ~!」

ひなたが火燐の耳を引っ張っていた・・・


「ひなた!放しなさい!」

「やだ!」

「お兄さん痛がってるだろ!」

「や~だ~(泣)」


「ひなた(怒)」


その瞬間、火燐はやっと痛みから開放された。
火燐はとっさに右耳を押さえてうずくまってしまった・・・。


「ひなた、お兄さんにごめんなさいは?」



「・・・ご・・めん・・・なさい・・・」



火燐は「いいよ。」といって、左手でひなたの頭を撫でた。

「本当にすいません。」
「大丈夫だべ(笑)」


そうして彼らは、それぞれの持ち場へと帰って行った・・・