「・・・泊りがけですか?」
「車中泊になるのべか、禮漸?」
「今回は・・・そうっすね。」

「何にも準備してないよ(泣)」

「え・・・(驚)」

椿は、夏祭り同様のあやかしの森泊りがけ旅行ということを聞いて驚き、緑涼はそれを椿が知らず、何も準備していなかったことに驚いていた。

「俺、伝え忘れてたべ(笑)」


「か・・・り・・・ん・・くん(怒)」


「ご・・・ごめんだべ(泣)」


「とにかく、椿は、いったん準備しておいで。1泊2日分でいいよ。」
「わかった!!すぐ戻ってくるね。」

椿は部屋に戻って、旅行の準備を始めた・・・。