「わ~今年も諭吉だ!」
「諭吉の登場だべ!!」



火燐と蓮流が中に入っていたお札をうれしそうに持ってはしゃいでいる・・・。


「え?諭吉?ってことは・・・一万円!」


椿も中身確認・・・折れ目のない一万円が入っていた。


「お年玉の相場がわからなかったから、去年、正嗣からもらったお年玉の金額を確認して入れたべや(笑)」


緑涼がにっこりしながら椿にそう話す。それを聞いた椿は、驚きのあまり開いた口がふさがらなかった・・・。