その頃、緑涼は自分の部屋でお悩み中。


「いくらが相場なのかわからないべ・・・。」


5つの袋が机の上に並んでいた。



・・・お年玉である。



「去年、正嗣からいくらもらったけな・・・?」


そういいながら、引き出しにしまっていたノートを取り出した・・・。