(10・29 PM12:05)
「椿~・・・」
緑涼は、椿の部屋のドアを何度もノックするが返事がない。ドアを開けてみるが誰もいない。
その光景を見た瞬間、緑涼の心にいやな予感がした。
リビングに向う途中、緑涼は火燐の部屋の前で立ち尽くす風燕を見かける。どうしたのか声をかけると、火燐が自分の部屋に結界を張っているので入れないとのことだった・・・。
「火燐~!なして結界張ってるべや!」
わざと知らないふりをして火燐に声をかけてみる。
「かぼちゃちょうちん・・・作るっていうまで、椿ちゃんと一緒にここにいるべや(怒)」
いやな予感は・・・的中した。
火燐の我儘がエスカレートすると、部屋に閉じこもる。しかも、何か人質をとってから自室に立てこもるというかなり厄介なことになる。
全員、この我儘の犠牲にあったことがある。椿にいたっては、決まって椿自身が人質になるので、緑涼達にとってはこの瞬間が一番、厄介で危険な瞬間だった・・・。
「椿~・・・」
緑涼は、椿の部屋のドアを何度もノックするが返事がない。ドアを開けてみるが誰もいない。
その光景を見た瞬間、緑涼の心にいやな予感がした。
リビングに向う途中、緑涼は火燐の部屋の前で立ち尽くす風燕を見かける。どうしたのか声をかけると、火燐が自分の部屋に結界を張っているので入れないとのことだった・・・。
「火燐~!なして結界張ってるべや!」
わざと知らないふりをして火燐に声をかけてみる。
「かぼちゃちょうちん・・・作るっていうまで、椿ちゃんと一緒にここにいるべや(怒)」
いやな予感は・・・的中した。
火燐の我儘がエスカレートすると、部屋に閉じこもる。しかも、何か人質をとってから自室に立てこもるというかなり厄介なことになる。
全員、この我儘の犠牲にあったことがある。椿にいたっては、決まって椿自身が人質になるので、緑涼達にとってはこの瞬間が一番、厄介で危険な瞬間だった・・・。