数分後・・・

「火燐さん、また寝ちゃいましたね(笑)」
「街に出てきたことが無かったから、きっとはしゃぎすぎたんだべな。」
「子どもみたいですね(笑)」
「本当だべな(笑)」

火燐は子どものように、すやすやと寝息を立てながら爆睡。その光景を緑涼も椿も鏡越しに眺め、癒されるような気持ちになっていた。