(10・25 PM9:10)



チン・・・



「禮漸、緑涼さん?」

蓮流は、受話器を置いた禮漸にそう聞いてみた。


「うん・・・。火燐、発見したって・・・。」


禮漸の顔は、疲れの中に怒りの表情が見え隠れしていた。


「マジで?」


風燕は、自室のドアからちょっと顔を出して彼らを伺う。


「んだ・・・緑涼さんのバックの中に入ってたらしい(怒)」



「「え?・・・ハハハハハハハハ(笑)」」



「あ~!!もうイライラしてきた!お前ら、今日は付きあえ!」


ということで、禮漸、蓮流、風燕は男だけのオール飲み会を開催することにした。