カランカラン・・・

「あの・・・」

「すいません。今日はもう・・・」



椿はその声の方向を思わず2度見。

そこには、スーツ姿の緑涼が紙袋を持って立っていたのだ。


「み・・・緑涼さん・・・?」

「椿、やっぱり心配でつい・・・。」


「ご親戚の方・・・?」


「「は、はい(笑)」」

「む・・・娘がお世話になってます。」