「うそでしょう・・・まさか・・・めがねさんと出来てたなんて・・・。恋愛ってわかんない。」



そういいながら、オーナーにメールの返信を出そうとした。


“美月さん、お久しぶりです。店やめてから連絡しなくてごめんなさい。今は、実家で・・・”


「実家で・・・緑涼さん達の事どう書こう・・・オーナーは家族構成知ってるし・・・。」


“今は、実家で親戚と一緒に住んでます。親戚といっても、お父さんとお兄さんがいっぱい出来て、家族なってます。それより、ご結婚おめでとうございます。まさかお相手がめがねさんとは思わなかったです。いつからお付き合いしてたんですか?とにかく今はびっくりしてます。”


「お店・・・また行かなきゃ。」


“近いうちにまたお店に顔出しに伺います。その時にまた近況報告します。お元気で 春河椿”


メールを送信した後、椿はカレンダーをじっと見た。


「・・・お店行こうかな・・・。」


そういって部屋の電気を消した。