「椿ちゃんの疲れた顔もかわいいべ~♪このままずっとこうしてたいべや~(笑)」


「私は・・・結構です・・・火燐さん。」

そう小さくつぶやく椿の頭をやさしく擦る火燐。



「お前が残るのはいいけど、椿は連れて帰るからな(笑)」

「きゅ~・・・やっぱりお家帰るべ(泣)」


禮漸のかなり鋭い突っ込みに火燐も降伏。その光景を見て緑涼達もゲラゲラと笑い始める。


その声が森の中を静かに反響する。