(10・1 PM22:40)

禮漸と緑涼は酒を飲みながら、レシピのことについて話していた。

「たぶん・・・椿じゃないかなって?」

「なして?」

「昼間みんなに“嫌いなもの無いですか?”って聞いてるって風燕が言ってじゃないですか。これを作るから聞いたんじゃないかなって・・・」

「は~。それにしてもおいしそうだな、これ。」

「何で気にしてるのかな?料理おいしいから気にしなくていいのにね。」

「んだ♪これのこと内緒にしていたほうがいいべな。」

「きっと、椿なりにびっくりさせたいみたいだし(笑)」



緑涼と禮漸は、椿の気持ちを思い、レシピのことを内緒にすることにした。