「おらは・・・無いな。だって好き嫌いは身体に悪いべや。だから、どんなにまずくても食べられるように努力するから・・・おらは無し!」
「ふ~ん・・・禮漸と蓮流は?」
「俺は・・・ないかも。蓮流は魚だろ?」
「魚って・・・一応、魚介類は身内だから。さすがに、身内出されても食えないわ。」
「そうなんだ・・・だって椿ちゃん(笑)」
「か・・・火燐さん(慌)」
「こいつ、俺らに食べられないものは無いか聞いてきたから、たぶん全員無しって答える
ぞって言ってやったけど、念のために俺らも聞こうと思って(笑)」
慌てる椿を不思議そうに見つめる緑涼。
「なしてそんなこと聞くべ?もしかして、食べられないものでもあるのか?」
「そうじゃ・・・ない・・・。」
「じゃ、どうし・・・」
「とにかく内緒なんです!!!!!!」
椿はそういうと、部屋に向って走って帰ってしまった。