「親父、何でさっきここに戻るように言ったの?」
すると正嗣は、火燐の尻尾を持ちながらこう話した。
「禮漸が、椿達に目をつけてる男達がいるって教えてくれたから、な。」
「うん。俺と緑涼さんで釘は打っといたから、もうこっちには来ないと思う。」
「んだ。はじめは何もないとか言ってたのに、禮漸が睨みをきかせた途端にすいませんでしたって逃げて行ったし大丈夫だろ。」
「とにかく。お前たちは注意力が足りなさ過ぎる。よく周りを見るように!!」
「「「「は~い・・・。」」」」
またまた軽いお説教が出ました・・・
ビーチのど真ん中で・・・。