(8・15 AM9:18)

緑涼は、正嗣を担いだままリビングへ。
そこでは、男性陣が水着の選定中・・・。

「ど・・・どした?」
「正嗣、気を失ってるべ!なしたの?」

風燕と火燐が担がれた正嗣を突きながら緑涼に事情を聞く。



「椿の部屋に、水着のことで注意しに行ったら、返り討ちにあった・・・。」

「「「「は?」」」」



いまいち意味のわからなかった禮漸達は、思わず聞きなおす。


「ほら、水着のカタログに結構セクシーなのも載ってたから・・・その・・・そのタイプは駄目って言いにいったんだけど、美佐子さんは着るつもりだったみたいで・・・そのページをまざまざと見せつけられた。」


「で、こうなったと・・・。」


蓮流はそういいながら、正嗣を見つめる。