(8・15 AM9:15)

禮漸との会話の後、椿は自分の部屋に閉じこもっていた。


そんな時・・・



「椿~入っていいかしら?」



美佐子はドア越しに椿に話しかける。

「いいよ・・・。」

美佐子は、静かにドアを開けた。そこには、床に座って窓をただじっと見つめる椿の姿があった。


美佐子は、椿の隣に座るとあるカタログを見せる。


「椿~お母さんどんな水着、似合うかな?」


それは水着のカタログだった。

美佐子の開けているページには、少しセクシー系の水着がたくさん掲載されている・・・。