一般的なすいか割りは、砂浜で目隠しをしながらスイカを割るものだが、この家でのすいか割りは、目隠し無し、大量のすいかを自身の持つ武器でとにかく割りまくるといったところである。遊び心がまったくない、競争・・・。
椿も必死ですいかを割りまくるが、緑涼たちのペースにまったく歯がたたない。
数十分後
「終~了~!!」
美佐子のその声で、すいか割りという名の競技が終了。椿達の足元には割れたスイカが転がり、身体には、スイカの汁がかかりすぎてベトベトな状態・・・。
「じゃ、大き目のすいかの破片は、お皿にのせて、木っ端微塵になってる分はこのボールに入れてって!」
正嗣がそういうと、みんなですいかの回収作業開始。
大きさの仕分けがとにかく大変だった・・・。