(8・14 AM6:53)

「よし!じゃ、箱につめていこっか!」
「箱は準備しといたよ~!」


その声は、縁側から聞こえてきた。
そこには、大量のダンボールを抱えた禮漸の姿があった。


「今日は30ぐらいでいいすか?」
「もう少しほしいべや!今日の注文42件あるから!」
「了解で~す!!」

そういうと、どこかへ行ってしまった。


「椿はダンボール組み立てていってくれる?」
「わかった!」


椿がダンボールを組み立て、緑涼が取れたて野菜を綺麗にやさしく詰めていく。

それの繰り返し。