「お待たせしました!」
「よし、始めるべか!」


畑では、とうもろこしやトマト、キャベツなどたくさんの野菜が育っていた。

「椿!トマト頼む!」

緑涼はそういって椿にはさみを渡す。

そこで、椿の中に疑問が浮かんだ。
自分たちが食べる以上の野菜が育っている・・・。
あと、どうするんだろうと・・・。


「緑涼さん。」
「なんだべ?」
「この野菜って採った後、自分たちが食べる分以外の物はどうなるの?」


その質問に緑涼はにっこりしながらこう答えた・・・。