(リビング)
その頃、風燕と蓮流は、リビングで晩酌中。
日本酒に糠漬けをあてにして・・・


「火燐の奴、派手にやってるね。」
「あいつは、好きになったものは必ず自分のものにしないと気がすまない体質だからな。」
「そうそう。」
「あれ(=椿)の何処がいいんだ!信じられん!」



酒のペースも進み、話はリアルタイムな話に・・・


「まあまあ。あっ因みに火燐の部屋の前で、緑涼さんがキレそうになってたよ。刀準備してたし。」

「切る気満々だな。人間なんかに手を出そうとするから・・・」



あきれた顔をしながら、風燕は小さなコップに入った日本酒を一気に飲み干した。