その頃、和希は緑涼のほうに歩み寄ると 「来年、必ず参加してくださいね。俺、勝ちますから。」 といって右手を前に出し、握手を求めた。 「その挑戦、受けてたとう。おらも負けねぇから。」 緑涼はそう言って握手に応じた。 そして結城達は、バイクに乗って帰って行った。