「自宅療養でいけそうじゃな。その元気だと。」


ドアの所に凜香が持たれる様に立っていた。


油揚げを持って・・・

「一時はどうなるかと思ったが、意外に回復が早くてびっくりしたぞ!でも・・・」

そういうと、いきなり火燐のお腹を押さえだした。

「痛い!痛いべや!」

「検査したら、怪我といっしょに胃の炎症が見つかったぞ。薬もだす。暴飲暴食、胃がもたれる様な脂っこい食べ物禁止。揚げもダメ。厚揚げもダメ。でも豆腐はOK。」

それを聞いた緑涼は・・・

「怪我の光明とはこういう事をいうんだな。」

とある意味、関心していた。

しかし、当の火燐は・・・


「油あげ~(泣)」


と泣きそうになっていた。