「悪かったな!」
「その分仕事が増えると思って・・・」
「この日ばかりはゆっくり、観戦したいのじゃがな(笑)」


そういって、ふすまを開けた。


椿の目に飛び込んできたのは、白装束の男性陣。
昨日とは打って変ってかなり凛々しい。


「今年も稼ぎ倒すぞ!お前達!」
「了解!」
「いってくるべ!」
「今年もこの勝負、絶対にのがさん!」
「今年も、凛香の仕事増やしますわ、俺。」
「増やさんでいい!風燕!」
「へ~い・・・。」



「みんながんばって!」

「「「「「イエッサ!」」」」」


そういって、男性陣は先に会場入りするため部屋を後にした・・・。