朝食の後、椿達はそのまま街へ

「紅葉庵!紅葉庵!」

火燐が椿の手を握りながらそう口ずさむ。

「火燐さん!痛いです!」
「・・・ごめん(泣)」

「言わんこっちゃねぇべな(怒)」

緑涼の手で椿は火燐から開放される。

「椿の手、真っ赤になってる(笑)」

禮漸は椿の手を見てくすくす笑いながらそうつぶやく。

「ま、とりあえずそのままにしてたら治るだろう。」

風燕は椿の手を見ながらそうつぶやく。


「とにかく、紅葉庵行こうよ。すぐそこだし・・・。」
「そう、そうだね。」

そして紅葉庵に向って歩みを進めた・・・。