数分後

「ただいま~♪」


緑涼が帰ってきた。緑涼の後に続いて空我と陵縁、それに彼らの下で働く妖怪達が続々と入ってくる・・・。


「確かにたくさんいるべ・・・」


火燐は驚きのあまり、なぜか狐の姿に変化してしまった・・・。


「二つのお客さんが一緒の時間に来てしまっていたということか・・・」
「これだと、浴衣の最終仕上げと宴会が同時開催だ!」


蓮流の同時開催の声に思わず緑涼は突っ込む。


「アホな事いうでねぇ!先に浴衣の仕上げだ!」


後ろでたっていた空我と陵縁は思わず笑ってしまっていた。

「そうですって、蓮流の旦那。」
「では、お先には始めさせてもらいやす。」

ということで、まずは、浴衣の最終仕上げからということになった。