椿が小屋の中に入ると、そこには2人の先客が・・・
一人は、高校生ぐらいのギャル風の女の子で、もう一人はいかにもワイルドそうな30歳ぐらいの男。
女の子は、必死に化粧を直し、男はドンと構えるように胡坐をかき、座っている。
鬼は、椿にそこで待つようにと言い残し小屋を後にした。
「あんたも審査?」
女の子は化粧を直しながら椿にそう聞いてくる。
「そうなんです。皆さんもですよね?」
椿がそう聞くと、女の子が「マジうざくないっすか?」といって答える。
すると、男が口を開いた。
「俺もそう感じてる。」
それを皮切りに3人の会話が始まった。