「じゃ、自己紹介。う~ん・・・じゃ、火燐(かりん)」

すると、さっきの狐がかなりのハイテンションで自己紹介をし始めた。

「はい、は~い!俺、火燐(かりん)!妖狐で~す♪結婚してください(←?)」

返す言葉がなかった・・・。

「じゃ、次。蓮流(はる)」

すると、さっきの風呂上りの男が手を上げる。
「へ~い。蓮流で~す。見た目が人間ぽいけど半魚人ってことで。よろしくっす。」

よろしく・・・。
っていうかそんな感じに見えない・・・。

「ほ~い。じゃ、禮漸(らいぜん)」
今度は、山賊風の男がお猪口を手に持ちながら手を上げる。

「俺の番か・・・俺の名前は禮漸(らいぜん)。禮(らい)でいいから。よろしくな。」
「こいつ(←禮漸)もおらと一緒で鬼だべや。よろしくな。」


鬼に見えない・・・