「では、これでオーダー承りました!お祭り前日にお届けってことで。」


と微笑みながらそういうと、後ろに置いていた大きな皮のバックを開けた。

そこには、ほかにもたくさんの袋。それぞれに緑涼、禮漸、火燐、風燕、蓮流と名前が書かれている。


「これ・・・」
「あっ、これ?兄貴達のオーダー商品。これも一緒に当日にお渡しします。」


「「「「「へ~い!!」」」」」


「じゃ、俺はこれで。」


そういうと、バックを手にとって立ち上がる。

「おら、一緒に行くわ。」

そういって、緑涼もバックを持つ。

「すいません、兄貴。では、よろしくっす。」

そして、彼らは家を出た・・・。