「1つ目は、おらも一緒だ。」 緑涼が短冊を見てそういうと、禮漸も蓮流も「俺も」といった。 すると、火燐と風燕も同じ事を書いた短冊を椿に見せた。 「みんな一緒だね。」 「それじゃ、一斉に飾るか!同じところに。」 緑涼の提案で、その願いの短冊を笹の同じ茎の所に飾ることにした。 先に飾っていた緑涼の短冊の場所にみんなで飾っていった。 その場所だけが、すごく明るい色で輝いていた。