(7・7 PM8:47)

椿達は、近くの林から採ってきた笹に、思い思いの飾りをつけて七夕の夜を楽しんでいた。


「七夕♪七夕♪」

「火燐、お前なんて書いたの?」

「椿ちゃんと結婚!!」

「100%無理な願いだな。」

「何でそう決め付けるべ?」

「願いをかなえる織姫と彦星の所に行く前に、正嗣が止めるぞ!」

「そんなのわかんないべや!」

火燐と風燕が軽く揉めている横で、蓮流がすっと願い事を飾る。