「わかった。大事なきょうだいの頼みだ。引き受けるよ!」

その答えに、月見も正嗣も少しだけ安心した。

「お前らも協力するんだったら手抜かずにとことん調べろよ!」

「「「はい!」」」

「正直、断られると思ってた。」
「何でだよ。」
「だってさ・・・いきなりチーム抜けて足洗っちゃったし。怒ってると思ってた。」
「正直、怒ってる面もあるけどさ、それでもあたい達、きょうだいだろ!断る理由なんてねぇって!」


その言葉を聞いて安心したのか、月見は泣き出してしまった。