「すごく遠く感じる・・・。」

椿がそうつぶやくと、それを聞いた緑涼は、急に椿を持ち上げ、軽々と担ぎ上げてしまった。

「な・・・何するんですか!緑涼さん!」

「疲れたんだろ?止まる時間がそんなにねぇから、回復するまでこうして休むといいべや!ハハハハハ(笑)」

「な・・・なんか違う気が・・・」

「何がだべ?」

「いや・・・なんでもないです。」

その光景を見てしまった風燕と蓮流は、こんな話をしていた・・・。

「うわっ!椿担がれてる!」

「あいつ何したんだよ?」

「何もしてなかったよ。足でもつったのかな?」

「いや、それにしてもあれはだめだろう!どう見てもハハハハハハ
(笑)!!」