「あっぷるぱい食べるぅ・・・・・・」
ふらふらと立ち上がりテクテクと私の元へ歩み寄る美幸様。
私はクローゼットから制服を取り出し、美幸様に手渡すものの、立ったまま寝てしまいそうな勢いの美幸様は手に力は無く、ドサッと制服を床に落としてしまう。
全く・・・・・・。
「では美幸様、こちらに腰掛けて下さい。」
美幸様をソファに座らせパジャマの鈕を一つ、一つ外していく。
そう言えば、こうして美幸様の着替えを手伝うのは1年ぶりくらいですね・・・・・・。
美幸様が中学に上がられてから、私が着替えを手伝おうとするたび頬を赤面させ、追い出されるので。
まぁ私としては美幸様の成長が見れて嬉しいのですけど。