その日の夜
珍しくお母さんがお酒を飲んでいた
「お父さん、私心配なのよ…」
「何がだよ」
「鈴の事よ…」
「真面目に育ってくれたじゃないか…」
「違うわよ」
「じゃあ何だ」
「最近、蓮に執着しすぎだと思うの」
「鈴がか?」
「ええ、最近良く2人で居るでしょう。
心配でならないの」
「心配し過ぎだろ」
「でも、もし兄妹愛ってなったら…」
「やめなさい」
「ただいま」
「お帰り、蓮
手紙来てるわよ」
「え?あたしに?」
「うん、そこ置いてあるから」
「うん」
手紙を持って自分の部屋に行く
手紙には差出人の名前は
書いていなかった。
「誰からだろ?」
手紙の封をきった。
「え…
何これ…」
中には
2枚の写真
1枚は
あたしが鈴にぃに抱きしめられてる写真
2枚目は
鈴にぃがあたしと手を繋いで歩いてる写真
だった
「やだ!!」
写真投げつける。
「どうした?蓮」
鈴にぃが帰ってきた。
「来ないで!!!」
取り乱したあたしを心配したのか鈴にぃかはいってきた