先ほど僕が開いたときと同じ扉の音が、背後から聞こえた。



反射的に振り返ると、そこには当たり前のようにノノがいた。




オフホワイトの布地に薄ピンクで英字がプリントされてるTシャツ。




なかなか凝ったデザインで、バックは英字と同じ色のボーダーだった。




それに水色に近いデニムのショートパンツを履いていて、そこから細くて真っ白な脚が抜けている。




たぶんノノは適当に持ってきていた服を着ただけなんだろうけど、類い希な美少女の彼女は何を着ていても似合っている。