―――階段を降りきって、居間に駆け込んだ。




そのまま、全開になっているガラス戸を裸足のまま突き除けて。




家と同じく無駄に広めの庭を走る。




さっきまでいた部屋の下へ向かう。




そこに『のの』がいるはずだから。