なんだろ・・。

沙都、急に・・。




「あすか、ダイヤにはね・・『永遠の絆』っていう意味があるんだよ?」



え・・永遠の・・絆・・。



「それって・・・」


私はただ呆然としていた。


「ピンキーリングにダイヤか・・お兄ってばどんな顔してこれ買ったんだろね?」

・・ホントだ・・。

あの先生が・・私のために・・どんな顔して・・。

想像すると、泣けてきた。


うれしすぎて・・私・・もうどうしていいのかわからないよ・・!

胸がいっぱいで・・言葉にならない。


「よかったね、あすか」

私は大粒の涙を流しながら沙都を見た。

そのまま先生が私のために買ってくれたネックレスを握りしめながらうずくまった。