それから、2人で空をずっと眺めていた。
雲が流れていく。

空広場には、大きな木が一本立っている。
この木は、風が吹くと気持ち良さそうに揺れている。
その音が心地よくて、眠ってしまいそうだ。
それに、青矢君といるのも悪くない。

青「なぁ、早那。俺がいたら嫌か?」

早「えっ?別に・・・嫌じゃないけど?」

青「そう」

早「許婚はどうかと思うけどね(笑)青矢君といるとなんか落ち着く」

青「そりゃ、どーも///」

青矢君の顔が赤くなってる・・・
照れてる・・・のかな?
なんか、可愛い(笑)

青「早那、君付けしなくていいよ。青矢でいい。俺も呼び捨てだし」

早「あっ、うん。分かった」

青矢か・・・
なんか照れるな///


風が少し冷たい。

青「帰るか」

早「えっ?」

青「寒い・・・俺、風邪引きたくない」

早「そうだね。帰ろっ。明日も休みだし、行きたい所があったら言ってね?」

青「ん」