私は買い物を終え、少し時間が余ったから、お気に入りの場所へと向かった。
人が全然来ない場所。
『空広場』って、私が勝手に名前を付けた(笑)
誰も知らない。
もちろん心友の雷もだ。
私だけの場所で、私しか知らない特別な場所。

空を見上げると星が出ていて、雪が降ってきた。

早「もし・・・もし願いが叶うなら・・・次のクリスマスにここで、好きな人と雪が見れますように・・・」

私は強く祈った。
この日、私の中で何かが変わった気がした。
でも・・・気がしただけだった。