早「こんなんでいいか」

私は適当に選んだ洋服を着た。
そして、青矢に部屋を使わせてあげようと、一階のリビングに下りた。

早「青矢?終わったから部屋使っていいよー」

青「ん?うん」

早「私ご飯食べとくから、ごゆっくり♪」

青「あぁ(笑)」

青矢とチェンジした私は、お母さんが作ってくれた朝食をテレビを観ながら食べた。
青矢はどこに行きたいんだろうか・・・
それが分からないと、連れて行けないよねー・・・

青「早那、食べ終わったか?」

早「うん、行く?」

青「あぁ」

早「どこ行きたいの?」

青「どこでもー(笑)」

早「おいっ(笑)」

青「とりあえず行こうぜ?」

早「うん」

どこに連れて行けばいいんだろ・・・
ショッピングセンターにでも連れて行けばいいかな・・・

私は、近くのショッピングセンターに連れて行くことにした。

青「なぁ、どこに?」

早「ショッピングセンターがあるからそこに行こうかと・・・いや?」

青「全然」

ショッピングセンターに着いたとたん、青矢は急に

青「・・・ここか」

と言った。
私はこの言葉の意味が分からなかった。
だけど、聞こうとも思わなかった。

2人はブラブラしていた。
青矢はほとんど黙ったまま・・・

早(なんかなぁ・・・黙られると怖いんだけど)

青「なぁ・・・腹へらねぇ?」

早「えっ?あ、あぁ。確かに・・・」

青「食いに行くか!」

と、めちゃくちゃカッコ可愛い笑顔で言った。

早「う、うん!(なんだよーいきなりだなー)」

早那はちょっとドキドキしながら青矢と一緒にご飯を食べに行った。