"飽きた"?


「違う…これは夢。現実じゃないっ!!」



「俺を一生許さないでくれ。さようなら。」



「いやっ…!"何があっても俺は羅守を選ぶ"って言ったじゃない!」


「ごめん。」


「いやぁぁぁぁぁぁ!!行かないで!いやぁぁぁぁぁぁ!!」

私は涙が流れた。そして泣きながら一度も振り向くことのない柴崎の背中を見つめた。