高1の秋。 私の高校"睦月学園"に転入生がやってきた。 「柴崎依瑠。よろしく。」 彼は少し照れた感じで自己紹介をした。 ツンデレが好きな私は結構カッコいいと思った。 「じゃ、席ここにする。」 「えっ…?」 あいつが鞄を置いたのは私の隣。 なにこいつ… 隣には人が座ってるのに。