"好きなんだ!!"


ずっと聞きたかった。

やっぱり柴崎は嘘つきだった。


｢バカっ…遅いじゃん。｣


｢でも…叶わない恋はしない方がマシだ。｣


｢何いってるのよ。叶ったじゃない！｣


｢美和を…死なせたくない。｣


｢どうすればいいのよ。美和ちゃんのために私たちは犠牲にならなきゃいけないの？｣


｢ごめん。こうなるからこの思いは伝えたくなかった。｣


神様はどうしてこんな試練を与えるの？


私たちこんなに愛してるのに。


｢でも…俺は羅守が世界１大好きだ。｣


｢私も柴崎のことが…大好きだよ。｣