ズキッ…


また、心が痛む。


「柴崎も美和ちゃんを愛してるのかな。」


「うーん…それはないんじゃないかな。」


それならいいけどな…。


「梨羽ありがとう。もう帰っていいよ。」


「え…でも…うん。」


梨羽は私の気持ちがわかったらしく病室から出ていった。


私は自然と体が屋上に向かった。