無事朝食は終わり、人それぞれ部屋に戻った。 私も、かたずけをすまして自分の部屋に戻っていると… 稽古場が目に入った。 中には、幹部さん達もいる。 「とりゃー!!」 「95………100回…」 腕立て伏せをや、試合をやっている人でいっぱいだった。 「静乃~!!どうしたんだ?」 「平助君!抜けてきて大丈夫なの?」 「おう!中入ってみるか?」 いきなり言われ、うんと返事をしてしまった。