「本当か!ありがとよ、静乃ちゃんの手料理かぁ~。楽しみだな!」 原田さんは、笑顔で答えてくれた。 新撰組の皆は優しいな…。 「あまり期待しないで下さいね?」 原田さんは、はいはいとか言って、はぐらかされた。 「じゃー、俺皆起こしてくるな。あとは、よろしく!」 私は、はい。とだけ返事をして、運ぶ準備をしはじめた。