「なに、余計なこと考えている。」


『えっと、あ!…すみません。緋月静乃です。』


かみかみ、だし…。
最悪だぁ。


「私の名前は真人です。どうぞ宜しく。」


本当、固そうな人だ…。
優しそうだけどね。


「俺は蓮だ。迷惑かけんじゃねーぞ!」


やっぱり、怖そうな人だ。なんか、さらっと睨んでくるし…。



私なんか、まずいことしちゃったのかな。

あの人に…、


でも。思ったより、皆さん良い人なのかも知れない。


ただ私たちが、誤解していたのかも。



って、これからやっていけるのかな。