「静乃、お前は少し部屋で頭を冷やせ。」

はは。

誰も、私のことなんか信じてくれない訳?


まず、聞いてもくれないし言わせてもくれない。



私は、早く台所から出て行こうと足を進めた。



皆、紗枝を心配そう見ているのが分かる。


ねえ?
私は、

また、一人ぼっちになるの。



助けて…………
沖田さん。