「あっ、さっきはごめんねぇ。ちょっとカッとなっちゃった。」 よくいうよ… 紗枝はそんな素直なこじゃ無いことは、 一緒にいれば、嫌というほどよく分かる。 「それで、今日私がメニュー考えたんだ。」 っと紙を渡され、「うん」とだけ返事をした。 また、何か企んでるのかな…? いつもは、メニュー私が考えるのに。 今日に限って、紗枝がメニューを考えてきてるし。 怪しすぎでしょ……。