「ちょっと、静乃。何、総司と話てたのよ?」
仕事を終わらせた私は、部屋に戻っていた。
はぁ………。
本当、めんどくさいな。
『別に、何も話て無いってば。気にしすぎ。』
っと、呆れながら言った。
「はっ?何、私に説教?」
私の言い方が気に食わなかったらしい紗枝の顔は
みるみるうちに、険しくなっていった。
「わかった。覚悟してな。…あんたの信頼潰してあげる。」
っと言って、何か企んでいるような顔つきで出て行ってしまった。
もう、いい加減にして欲しい。
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